奥深い”the”の世界

英語学習

英語を勉強していると、基礎的なことほど難しいように思えてくる。

例えば、theの意味だ。

英語の名詞は基本的に何かしらの冠詞と一緒に使われる。

冠詞がついていない場合にも、きちんとした理由や意味合いがある。

「なんとなく」はない。

”the”なんて、中学の最初の頃に習ったのに、翻訳をしているといまだにそれすらきちんと理解していないことを実感する。

日本語にはそのような枠組みがないから、ちゃんと意識して拾わないと、ともすれば分かった気になってスルーしてしまう。

そんなことを思ったので、自分の勉強のために、重要と思われる用例をまとめてみた。

私の知っている”the”が付く場合

theは「定冠詞」とも呼ばれ、特定のものにつける。

「あの」「例の」といったように、文脈上、話し手と聞き手が同じひとつのものを思い浮かべるようなときに使う。

〇 The weather seems fine.
  天気はよさそうだ。

〇 Can you close the door?

  ドアを閉めてくれる?

だから、前に出てきたものをもう一度言うときや、「最も〇〇な××」と言うときにも”the”だ。

〇 I saw a cat in my garden,and decided to keep the cat.
  自分の家の庭で猫を見かけて、その猫を飼うことにした。

〇 She is the youngest of the children.
  彼女は一番下の子供だ。

あとは、常識的に一つに定まるもの。

地球とか、太陽とか、神とか(神は異論あるかな?)。

the sun, the earth, the Lord, the world, the King

だから、”the Flood”と言えば、みんながピン!と来るであろう「ノアの洪水」をさす。

不可算名詞につく”the”

辞書を読み進めると、「不加算名詞の前に用いる”the”は、enoughの意味」とある。

「〇〇するための(名詞)」とか「〇〇するだけの(名詞)」という限定的な意味合いがあるということかな。

〇 He had the kindness to show me the way.
  彼は親切にも道を教えてくれた。

〇 I didn’t have the money to buy that computer.

  そのパソコンを買うお金がなかった。

固有名詞につく”the”

山や川、特定の街路や駅、市区の名前、列車、航空路、公共施設や建造物、新聞や雑誌などにも”the”がつく。

これも、ひとつに定まるからだろう。

the Alps, the River Thames, the Orient Express, The New York Times

典型を表す”the”

「〇〇といえば、これしかない!」的気持ちを表す”the”。

“the very”に近いのかな。

〇This is the drink for cold weather.
 これこそ寒いときの格好の飲み物だ。

〇You saw the Paul MacCartney?
あのポール・マッカートニーを見たって?

〇Caesar was the general of Rome.
カエサルはローマ随一の将軍だった。

普通名詞の単数形に用いて「〇〇一般」をあらわす”the”

”the”を普通名詞の単数形の前に用いることで、「~というもの」と一般の話をすることができる。

知らなかった~

〇 The mobile phone has become integral to most people’s lives.
  携帯電話は多くの人々の生活に欠かせないものとなった。

〇 The dog is the friend of man.
  犬は人間の友。

楽器の前に”the”が付く場合も、この意味だ。

She can play the guitar.
→「そのギターが弾ける」ではなく、「ギターなら弾ける」という意味

形容詞について「〇〇な人」を表す”the”

例えば、”the rich=rich people”になる。

これは聞いたことあった。

ただ、対をなす場合には、theが省略されることもあるらしい。

This book is popular among both young and old.
この本は若者と年配の人のどちらにも人気がある。

”the”に苗字の複数形で、「〇〇家の人々」

例えば、”the Jacksons”で、「ジャクソン家」となる。

アメリカ人も”the Americans”だ。

“the”って奥深い…

”the”の意味は、上に書いた以外にもまだまだたくさんある。

恐ろしいのは、ネイティブはこんなこまかな用例を暗記して使っているわけではないこと。

細胞レベルで”the”を使っているのであり、すべてに共通する核となる意味を掴んでいるだけで、あとは枝葉の部分なのだろう。

だからこそ、「”the”の応用」ができる。

わたしもそのようにtheを細胞レベルで理解したいと思うけれど、難しいのだと思う。

辞書を読んだり、本やドラマなどでたくさんの用例に触れたり時には体系的に学ぶことで、少しずつその感覚を掴めるようになりたいな。

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